2019年6月30日日曜日

アメリカ研修 事前研修

 日本文化研修 茶道

 6月26日(水)、本校作法室にて、日本文化研修として茶道を体験しました。

 まずは、招待されたお客の立場で、茶菓子をいただいた後、抹茶をいただきました。一通りの流れを体験した後は、抹茶を点てる体験もさせてもらいました。

 お茶の先生からは、作法だけでなく茶道の美学についてもお話しがありました。お茶が実際にみなさんの手元に届くまでには、いろんな人の貢献があり、いろんな思いが込められているんだと。参加した生徒のみなさんには、その点に思いをはせながら、実践した作法の一つ一つの意味をもう一度振り返ってみて欲しいですね。

協力してもらった茶道部の生徒さんや作法室の準備で無理をいった箏曲部の生徒さんには感謝です。






さて、参加した生徒の感想を紹介させてもらいます。
 
 男子生徒:普段生活しているだけでは経験できない茶道を体験でき、日本の伝統芸能に少しだけ触れることが出来ました。
 会の初めに茶道の先生がおっしゃった「茶道で大事にすべきものは『和敬清寂』で、お互いを敬い合うことが日本の〇道と呼ばれる全ての伝統芸能で大切なものです。」という言葉を聞き、実際に一通り茶道を経験してみて、このような態度、おもてなしの精神を普段の生活で実践に移せるとよいなと改めて感じました。型の決まった動作をきちんとする茶道から、日本人が古来から大切にしてきた事が日本の伝統芸能に詰まっていると感じました。
 日本人として茶道を学び、お菓子とお茶をおいしくいただいて、お茶を泡立てる体験もでき、さらに実社会で重要な態度を身につけられたので、海外へ行っても自信を持って"I'm from Japan"と言えそうです。

 女子生徒:私は日本文化体験で茶道をしました。私は今回、もてなされる側のお客として参加していて、すべての一つ一つの所作に意味があることや、茶道ではお茶を出す方も戴く方も、快く楽しむためにおもてなしの精神が大切であると言うことを深く知ることが出来ました。




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